女性ホルモンと指の痛み・関節痛


指の関節が痛むので、もしかして関節リウマチかもしれないと病院に行ったら「女性ホルモンの減少が原因」だと言われて、ホルモン補充療法をされてきた方が、当院へ相談に来られました。


女性ホルモンをお薬によって補うという、ホルモン補充療法を受けてきたけれど、指の関節の痛みは一向に変わらなかったというお悩みです。


ホルモン補充療法は、乳がんや子宮がんのリスクが高くなるといわれている情報が、とても気になっていたようですが、痛みも気になり治療を続けてこられました。


それなのに、痛みが治まらない。もうこれ以上は薬での治療は嫌だ。

「どうしたら良いか?」と治療院を探し求めて、当院に辿り着かれたのでした。


指の痛みや関節痛の原因とは?


腰やヒザや指などの「関節」は、骨と骨のつなぎ目の部分なので、骨同士がぶつかっていると痛くて動かすことができません。


そのため骨同士の衝撃をエアバッグのように和らげるクッションがあるのですが、「女性ホルモン」はこのクッションを柔らかく保つ作用があります。


更年期に差し掛かって女性ホルモンの分泌が減少すると、クッションが硬くなり、痛みが発生してしまうのです。


放っておくと関節そのものがどんどん変形してしまい、指の場合、へバーデン結節やプシャール結節といわれる状態になります。


しかし、この方の場合はホルモン補充療法を行っても指の関節の痛みは変わらなかったということです。


今度はTen治療院を頼って来られた訳ですから、私にできることは薬で何かを「補う」のではなく、原因を取り除く「引き算」の方法で解決の糸を探っていきます。


指の痛みや関節痛を解決するヒント


「関節」は、骨と骨とのつなぎ目の部分で、指や膝など多くの関節部分は、筋肉がほとんどありません。


筋肉は血流が豊富でカイロのように身体を暖めてくれるのですが、関節の場合は筋肉で暖めることができないのです。

ですから、冷房や冬の寒さなど外部からの影響を直接受けて、冷えやすい。

冷えると血管が縮まって、血液の通り道が細くなります。通り道が細いということは、

血行が悪くなります。すると、次に発生するのは瘀血(おけつ)の問題です。


『瘀血・おけつ』とは・・通常は、血液は心臓のポンプで全身を循環するのですが、何かしらの理由で塞がれてしまい、流れずに滞って身体に害となる汚れた血液のことです。


しかも、関節部分は曲がりくねっています。

川の流れでも、カーブの部分には石が溜まっていくように、関節には血液中の毒素が溜まりやすい場所。ですから毒素による問題が発生しやすいところでもあります。


さらには、それぞれの体質や年齢的な背景が加わり「痛み」が発生します。


これらの原因を踏まえた上で、Ten治療院のアーユルヴェーダ・鍼(はり)灸治療での取り組みは、まず、痛みを取り除くための「引き算」の治療です。


引き算の治療とは?


今回取り上げる問題点は、冷えによる血行不良と、瘀血(おけつ)・血液中の毒素。

これらの問題点に対して、<細部まで行き渡る手当をする>のが私の仕事です。


特に「痛み」には、瘀血(おけつ)の問題が絡んでいるケースがほとんどです。


痛みの原因の瘀血(おけつ)を素早く「取り除く」ためには、刺絡(しらく)治療という、特殊な鍼(はり)治療が非常に有効的です。


そして、より良く刺絡(しらく)治療の効果を発揮させる為に、私の場合は一工夫を加えています。

それがアーユルヴェーダ・オイルマッサージ。これも欠かすことができません。


アーユルヴェーダのオイル療法は、骨、関節、筋肉、皮膚にある毒素の解毒、浄化に優れています。


また、身体の隅々へオイルを行き届かせるための全身へのオイルマッサージは、まだ痛みは出ていないけれど、痛みの予備軍となる毒素を、体内に溜めないように予防する役割があります。


その為にも、痛いところ、痛くないところ、全てを含む全身のケアがとても理想的といえます。


それぞれの関節あたりに停滞している瘀血(おけつ)が速やかに排除されていけるよう、まずはアーユルヴェーダのオイルマッサージで関節にこびりついた毒素を溶かし出します。


その上で、体内で悪影響を及ぼしているものは、刺絡治療で具体的に取り除きましょう。



引き算の治療がもたらすアンチエイジング効果


指も全身と関わり合っている密接なパーツです。

例えば、白髪も白くなっている一本の髪だけが問題なのでしょうか?

頭皮、血流、精神的な要因と色んな原因が絡んでいますね。


ですから、たとえ指一本の関節の痛みでも、他との密接な関わりをトータル的に視野に入れて取り組むケアの大切さを、私は皆さまに提供しています。


先に、更年期に差し掛かると「女性ホルモン」の分泌が減少して関節の痛みなどが発生するという話をしました。


アーユルヴェーダの古典医書では、オイルマッサージは老化を遅らせ、長寿を約束すると言われ、疲労回復、体力を頑強にするという働きがあると書かれています。


つまり、これほどのアンチエイジング効果が、アーユルヴェーダのオイルマッサージにはあるということ。


さらに、オイルマッサージの刺激は、身体の皮膚から自律神経に働きかけて、内分泌系や免疫系の働きも高め、肌を滋養し、保護します。

(当院のオイルは一切の化学物質は含まず、石油系の原料も排除し、天然100%のものを使用しています。)


今回の指の痛みを訴える患者さまも、当院での特別プログラムの施術によって、完全に痛みがなくなりました。その後の再発もしていません。


必ず起こっていく加齢による身体の変化は複雑。

人それぞれに、SOSの出し方は千差万別。


指の痛み、関節痛、女性ホルモンのバランスは全て関わりがありますので、しっかりと全体性を診る治療を受けに来てください。



Yuri’s Blog

名古屋市千種区本山駅徒歩5分 アーユルヴェーダ&鍼灸治療 Ten治療院 http://ayur-ten.com/ 小川ゆりのブログ

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