夏の皮膚トラブル・大人の汗疹(あせも)について


「そういえば・・・今年は汗疹(あせも)が出ていません」


当院のデトックスケアを受けてこられた方からのご報告では、この過酷な夏の条件にも関わらず、毎年悩まされてきた汗疹が今年は出ないとのことでした。


汗疹(あせも)は、皮膚にある汗管が詰まることで、炎症が起こって痒みや発疹が生じることから起ります。


汗管が詰まる原因は、大量の汗をかいてそのまま放置することだけではありません。


汗をかこうとする身体の反応に反して、冷房で身体の表面を急激に冷やしてしまい、毛穴が縮むことで、汗をすっきり出せずに汗管に詰まってしまうことが、現代の生活環境で起こりやすい原因となります。


汗疹が出る人と出ない人の違いとは?


暑くても汗をかかない人もいれば、滝のような汗を流す人もいます。


アーユルヴェーダや東洋医学では、このように一人ひとり違う体質・体調を考慮した上でケアをする必要性を説いています。


たとえば汗疹の場合、発症の有無を決めるポイントは「体内に余計な水分が溜まっている」かどうか?です。


「今年は汗疹が出ない」とご報告を頂いた方は、普段は甘いお菓子を食べるのが大好きだそうで、いつも夏になるとアイスクリームや冷たいドリンクを飲んだり、ビールやお酒を飲む機会も多くありました。


体内に余分な水分が溜め込まれる最大の要因は、この飲食物によるものです。


さらには、暑い部屋と寒い部屋を行き来することが多い職場の環境。

これは、汗が汗管に溜まりやすい条件。


そのため、去年までの汗疹は「体内の水分が溜まっていた」ことに加え、真夏の「暑さ」と冷房の「冷気」という刺激を受けて、汗疹(あせも)という症状を引き起こしていた。


このように当院のアーユルヴェーダ・鍼灸治療では捉えていきます。


身体を変えるということ


一人ひとり出やすい症状や、どんな毒素が溜まりやすいかは<体質の違い>と<日頃の習慣>によって異なるため、デトックスの施術には症状が発生する要素を正しく見極めたアプローチが必要な条件となります。


正しいデトックス・アプローチが施されることで、身体の浄化とともに感覚も冴えてきて、自身の「身体の声」を受けとめられるようになります。


アイスクリームを食べるとお腹が痛くなる、食べ過ぎると胃の不快感を感じるなど、身体が拒否するものの分別が鮮明になる。


身体の声に素直に従うことで、不適切な習慣を無理なく手放せるデトックス・マジックが起きます。


Ten治療院のデトックス・アプローチによって「今年の夏は汗疹にも悩まされなくなった」という変化をみて、<既に起こった症状の改善>と<起こりうる可能性がある症状までを未然に防ぐ>という、二つの効果を発揮するデトックスであることが実感して頂けたようです。



Yuri’s Blog

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