薬を飲んでいても効かない人へ
当院を訪ねてこられる方々の中には、処方をされた薬を飲み続けてきたのに、なかなか改善がみえてこないという相談がよくあります。
体の元気を補う漢方をずっと飲んできても、なかなか疲れが取れない、やる気がでない。このまま薬を飲み続けていってもいいものか?尋ねられることもあります。
いくら元気を補う漢方薬やサプリメントを飲んでも、その成分を体内の必要なところへ届ける条件が整わなければ、効果を発揮することが難しいようです。
日頃、患者様のお身体に触れて施術を行っている私の感触では、身体の気血水の巡りが悪いため、必要なところに必要な成分が届かず、身体本来の働きができないように感じます。
薬の成分を体中に届けるには、まずはその成分を乗せると共に流れる血液の<通り道>を整える必要があり、薬が効かないのは、その通路が詰まっている可能性も考えられます。
だからこそ、血液が血管の中をスムーズに流れるようにするケアが大切。
たとえば、災害が起こった場所に救援物資を届けようとしても、土砂崩れなどで物資を運ぶルートが閉ざされていれば届けることができません。
体の中でそのような事が生じているとイメージすれば分かりやすいでしょう。
救援物資=気血水・薬やサプリメント
災害が起こっている場所=症状が起こっている場所
物資を運ぶルート=血管
つまり、物資を運ぶためのスムーズなルートの確保は、救援物資の確保と同じくらい重要なことなのです。
鍵は、閉ざされた通路(血管の詰まり)を開くケア。
Ten治療院では、アーユルヴェーダ・鍼灸治療のテクニックで血流の滞りを溶かし出す体内アプローチと同時に、刺絡治療でそれら障害物を体外へ誘い出す施術を行っております。
投薬を一切行わずとも、慢性疲労・気力低下・冷え性・生理不順・不眠・便秘など症状改善へと働きかけていきます。
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