アーユルヴェーダと鍼灸(はりきゅう)治療が導く予想外な効果


お悩みの症状を抱えて始めた治療が、ご自身には想像もしていなかった意外なところまで改善に導いていける治療は可能。


なぜなら、答えはとてもシンプル。

人は、頭の先から足の先まで全身繋がっていてすべてが関りあっているのだから、東洋医学の技で導き出していけるものは未知数です。

だからこそ、「主訴の改善に伴い+αの改善も引き出す」治療を私は常に目指しています。


主訴であるお悩みの症状の改善はもちろんですが、「+αの改善」までは始めは想像もしていなかったこと。

しかし「まさか、こんなことまで治して貰えるなんて嬉しい!」と喜んで頂けることが、何よりも嬉しいのです。


あなたの趣味は何ですか?


患者さまとの会話の中で、または身体の癖などから、その方の趣味を知ることはよくあります。

患者さまが趣味のお話を楽しそうにされると、身体のどこを強化し調整すれば趣味をより充実させられるか・・という思いが沸いてくる。


趣味の中の弱点は治療の対象


一例をあげますと、お能を習ってみえる患者さまから、「大腰筋から足を動かすように意識しています」と筋肉のトレーニングも熱心に研究しているとお聞きしました。


能を舞う場合は、膝を軽く曲げて足の裏を上げずに滑らせるようにして歩く「すり足」が基本となります。

その時、上半身の動作やポジションの移動を滑らかに行うために体重をどこにかけるのか?筋肉をどう使うのか?が大切なポイントとなり、実際に私もすり足をしてみて確かめてみました。


「大腰筋」とは、腰の奥にある姿勢を支える重要な筋肉で、この筋肉は足の内側に繋がるのですが、私はその時に《足の親指を使えなければ、うまくすり足で歩くことは難しいであろう》と感じました。


私が習っていた少林寺拳法でも、膝を軽く曲げ足の親指を意識することが基本であり、足の親指をうまく使うことで身体の軸を安定させて姿勢を崩れにくくして、咄嗟の動きにもサッと反応できるのです。


自分の身体の癖を知る


しかし、この方の場合は太ももの横の筋肉で身体を支える癖があることに気付きました。


アーユルヴェーダの視点から診ても、この方は身体の側面にエネルギーの過多が表れやすいという体質で、脇~太ももの外側~外側のくるぶし~小指へと無意識に筋肉の緊張があります。


また、胃腸が弱いためそれと連動して反応が出る土踏まずの辺りの筋肉が弱くなり、足の親指に体重を掛けにくくなる為に、小指側に重心が偏りやすくなっていました。


ご本人様の意識に従ったこれまでの筋肉のトレーニングだけでは難しい点を突き止めて、アーユルヴェーダのアビヤンガ・オイルマッサージや鍼灸(はりきゅう)治療で調整すれば、余分な力が抜けてお能の動作がさらに自然に行えるようになるのです。


また、今年のウィメンズマラソンに参加される方が、以前から故障して心配していた膝の痛みの不安も抱えておられましたが、アビヤンガ・オイルマッサージに刺絡治療を加えた施術で劇的に改善されました。

不安を解消して、マラソンの練習が出来て参加できることをとても喜んでおられます。


ゴルフが趣味でスコアがなかなか思うように伸びないと嘆いておられる方の場合では、実際にフォームを見せて頂くと前後左右のエネルギーバランスを整える必要があることが分かりました。

重心と身体の軸の移動の修正をしたところ、施術後のプレーではスコアが大幅に伸びて驚かれていました。


夢を叶えていく治療を


様々な症状を抱えて治療に来られる方々は、誰もが切ない気持ちを抱えています。

しかし、私の治療は苦しいものではありません。

Ten治療院では痛みや不調の改善だけではなく、夢を叶えていく治療も目指していきます。

なりたい自分を取り戻しましょう。

Yuri’s Blog

愛知県名古屋市千種区本山駅徒歩5分 アーユルヴェーダ・はり治療 Ten治療院 http://ayur-ten.com/ 小川ゆりのブログ

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