脳の老化対策に、アーユルヴェーダや鍼灸治療ができること


認知症の有病率や罹患率(りかんりつ・発症率)は、加齢と共に著しく上昇します。


認知症の主なものに、アルツハイマー病・脳血管性認知症・レビー小体型認知症があり、

中でも最も頻度が高いのはアルツハイマー病で、認知症全体の40~60%を占めています。


最近の疫学研究のデータでは、脳血管性認知症は治療や予防の方法が進歩して年々減少しているのですが、

アルツハイマー病は確実に増加していて、統計では7秒に1人の割合で新たに発症していることが分かります。


認知症になると「当たり前のことができなくなる」


もしも認知症が進行すると、普段何気なく行ってきた掃除・洗濯・食事・お風呂・排泄などの日常生活全般の行動が困難になります。


いままで自分で出来ていたことを、全て第三者の手助けが必要となる等のサービスを含め、ご本人だけでなくご家族の負担も大きく

また、最もお金のかかる病気とも言われています。


「将来は家族に世話を強いる状態になるような事だけは避けたい」といったご家族への配慮の思いや

「誰にも頼れないからこそ、いつまでも自分の力で何とか一人暮らしが続けられるようにしたい」

このような将来への思いを、カウンセリングで打ち明けられる事は少なくありません。


たとえ腰痛・肩こり・ストレス・更年期障害といったことが当院への治療のきっかけであっても、

将来の健康に対する不安を少しでも緩和する手段として『脳ケア』を今のうちに取り入れていくことをお勧めしています。


全身を繋ぐ脳の大切さ


私たちの生命を維持するためには「食べる」という行為も必要です。


しかし、いくら食べる物に気を付けていても、食べたものから栄養素を吸収するためには「消化力」が必要で

消化力がうまく働かないと、身体は養えません。


また血流が悪ければ、その「栄養素を血液に乗せて必要なところに届けること」ができません。


このように、食べるという行為を一つとっても、乱れを整える作業(治療)は、一筋縄ではいかないのです。


たとえば、パッチワークは一つ一つのパーツを切り離したままでは作品にはなりません。


一つ一つのパーツが繋がることで、ようやく一つの芸術的なパッチワークとなりますし、繋ぐ糸を外してしまえば、いくら見事なパーツを沢山作っても完成させることはできません。


人間の身体にとって、全てのパーツを繋ぐ糸は「脳」です。


今のうちに「脳」のケアを取り入れていくことは、お身体全体を守ることに繋がります。


健康に生きるための秘訣は脳ケア


Ten治療院では、様々な角度から脳へのアプローチを行っています。


・<頭部:YNSA(山元式新頭針療法)による脳の血流改善と活性化>

刺絡治療による脳内の毒血クリーニング、鍼灸治療による脳と繋がる経絡の調整。


・<身体:アーユルヴェーダのアビヤンガ・オイルマッサージによるアプローチ>

身体の中の管(血管・リンパ管・消化管など)の詰まり防止=スロータスの流れの改善。


当院では、アーユルヴェーダと鍼灸治療・YNSA・刺絡治療の技の融合で、足の先〜脳の中まで、これまでにない徹底したケアが受けられます。


特に困った症状がなくても40歳を過ぎた頃からは、将来の健康に繋げる為の本格的なケアに目を向けていきましょう。


Yuri’s Blog

愛知県名古屋市千種区本山駅徒歩5分 アーユルヴェーダ・はり治療 Ten治療院 http://ayur-ten.com/ 小川ゆりのブログ

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