ストレスによる老化は「脳」からケアする
名古屋は昨日に引き続き、39度以上を記録する猛暑日でした。
体温越えする暑さの中、腰痛・肩こり・指や膝の関節痛など身体の症状や、めまい・不眠・便秘など自律神経の症状、慢性疲労、更年期障害などの不調にも振り回されて、もうどうしようもないと嘆いてはおられませんでしょうか?
当院では、身体の不調を改善させる特別プログラムを終了されても、心身が整った良い状態を維持させていきたいと定期的にメンテナンスに通われる方は多く、
「こんな猛暑なのに、私は不思議なくらい元気」というご報告を頂くことなどから、やはり定期的にコツコツと、ご自分のお身体を労わるメンテナンスを取り入れていく体調管理の大切さを、患者様の姿を通して実感します。
健やかな心身の維持は、身体の調整だけではありません。
やはり「毒素対策」です。
老化を加速させる「心の毒」
アーユルヴェーダでは、すべての病気は「心の毒」から始まると考えます。
仕事関連・家族・友人などの人間関係や、日々の様々な出来事をきっかけに感じるストレスが「心の毒」であり、
その「心の毒」は心の状態を全身へ反映させる「脳」の働きによって、様々な身体のサインとなって現れていきます。
たとえば「首」のシワ。
首は、脳へ酸素と栄養素を供給する血管があり、全身へと繋がる神経もある大事な場所のため、ここが傷付いてしまうと命が危険にさらされます。
脳がストレスを感じると、無意識のうちに本能で肩と首を縮めて自分の命を守ろうとするため、首の筋肉は収縮してしまいます。
すると、首の血行が悪くなり皮膚はたるみ、首の筋肉が縮むことでアコーディオンを閉じたように皮膚が折り畳まれるように首に深いシワを刻んでいく。
あん摩マッサージ指圧師でもある私の視点では、どの筋肉に緊張が起こっているかを探って首のシワの原因をみていきますし、
アーユルヴェーダセラピストとしての視点では、「心の毒」がシワの原因であると捉えています。
では、具体的に首のシワはどのように改善したらいいのでしょうか?
この場合、鍼灸師としてハリの技を使います。
脳ケアを可能にしたYNSA
「心の毒」が起こす脳の変化に対しては、ダイレクトに脳をケアする方法が理想です。
そこで、当院ではYNSA(山元式新頭鍼療法)を導入していることで、YNSAで脳を緊張から開放させて、縮まっていた首の筋肉を解く施術で、首のシワを徐々に目立たなくさせていく効果も期待できます。
そしてアーユルヴェーダによる「心の毒出し」ケアも同時に行っていく。
脳ケアを軸にしたアーユルヴェーダ・鍼灸治療の効果は、様々な症状改善だけでなく、見た目の若返り・アンチエイジング効果や、一年の寒暖差を元気に乗り越えていくためのメンテナンスです。
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