花粉症の薬は副作用が辛い・・・アーユルヴェーダやはりきゅう治療ができること
くしゃみ・鼻水・目の痒みといった花粉症の症状が辛くて薬を服用すると、眠気・ふらつき・喉の渇きなどの副作用で仕事中は服用できず悩んでいる、というケースもよくあります。
一難去れば、また一難。
当院のアーユルヴェーダ・鍼灸治療へ相談に来られる方々は、副作用の影響は受けずに花粉症が緩和できるような何か良い治療法はないか?と探し求めてこられます。
「くしゃみや鼻水」といった生理的反応については、鼻から入り込む花粉などの刺激物を身体の外へと押し流すために起こります。
この生理的反応が日常的に頻繁に起こるとグズグズと悩まされ、それを抑えるために薬を飲む。
しかし、薬は脳や自律神経をコントロールすることで、くしゃみや鼻水を強制的に抑え込ませます。
頭が冴えない、ボ〜っとするのは薬のせい?
ここで、キーとなるのはヒスタミンという存在です。
たとえば、鼻の粘膜が花粉の刺激を受けると体内でヒスタミンという物質が発生します。
この物質が、神経を刺激したり鼻粘膜の血管を広げたりしてクシャミや鼻水を引き起こすため、ヒスタミンを抑えれば辛い症状は改善されるのですが、同時に脳にまで作用してしまいます。
ヒスタミンは脳内では身体を覚醒させるように働くため、鼻粘膜など効かせたい箇所にとどまることではなく脳まで作用が及び、眠気や注意力の低下という「副作用」が起こりやすくなります。
服用後は車の運転や機械の操作は避けるように説明されているのは、そのためです。
眠くなりにくい薬もありますが効き目が優しいので、即効性のある副作用の強い薬が選ばれる傾向にあります。
瘀血(おけつ)をさらに引き起こす可能性
また、鼻水や鼻づまりの症状を緩和させるために使われる別の薬の成分についてです。
交感神経を興奮させることで鼻粘膜の血管を収縮させて鼻水・鼻づまりの症状の緩和へ仕向けていくのですが、全身の交感神経にも作用することで、血管を収縮させて血流を悪化させてしまいます。
目的の症状が緩和されたとしても、血流の悪化は血管内にドロドロ状の塊をつくって血管を塞ぎ、その結果、瘀血(おけつ)が発生してしまう。
しかし、花粉症を引き起こす根本的な理由の一つは瘀血(おけつ)体質にあります。
もともと瘀血(おけつ)体質の人が薬を飲むことで、
さらに瘀血(おけつ)を作りやすくしていく。
この負の連鎖を止める視点の治療が必要なのです。
花粉症対策も瘀血(おけつ)ケアを意識する
花粉症などのお悩みにも「瘀血(おけつ)対策」を意識しましょう。根本的なケアに繋がります。
当院へは、花粉症を含めた様々な症状を抱えて来院される患者様の様子から、私は瘀血(おけつ)ケアの重要性を切実に感じます。
Ten治療院のアーユルヴェーダ・鍼灸(はりきゅう)治療は、副作用の心配がない瘀血(おけつ)への取り組みを強化しています。
『花粉症にならないカラダ』を目指しましょう。
<デトックスで症状改善・体質改善>
アーユルヴェーダ・マッサージ・はり治療
愛知県名古屋市千種区 Ten治療院
0コメント