四十肩・五十肩の治療に必要なこと
四十~五十代の時期に悩まされる四十肩・五十肩の痛み。
四十肩・五十肩の痛みが出てくるタイミングに注目しますと、身体を酷使してきた以上に、精神的ストレスを重ねてきた心の負担にも深く関連しているようにも感じます。
患者様の背景にある、環境・仕事・家族関係・経済的な理由など、背負うものから逃げられない重責に耐え続けることで現れる身体のサインかもしれません。
心と体の状態は表裏一体。
体の痛みを労わることは、心を労わることに繋がると私は感じています。
体の痛みが示すもの
怪我をする、炎症が起こるなど、身体に何か問題が生じると感じる「痛い」という感覚は「脳」が認識します。
「痛み止め」の薬は、脳に直接働きかけて痛みを紛らわすことに焦点が当てられますが、
〈体と心は繋がっている視点〉を持つアーユルヴェーダや東洋医学は、「心の声」も汲む視点があります。
痛みから解放されるために
「痛み」が発生する背景にある心との関わり。
鍼灸(はりきゅう)治療は、痛みに対しては脳が自ら鎮痛物質を作る力を引き出せるような作用に加え、
痛みの元が早く回復するように筋肉を緩めたり、血流を改善するように働きかけます。
また針灸治療には精神的ストレスに強い体になるための「抗ストレス作用」のサポートも同時に行う効果もあります。
四十肩・五十肩に悩まされているときは、服を着るのも億劫、腕が上がらず髪を洗うことも出来ない、フライパンを持つことさえも痛く、関節が錆びついているような状態です。
当院ではアーユルヴェーダのオイル療法を用いて、筋肉や靭帯の損傷・萎縮・炎症などで「錆びついた関節」を優しく動かしながら、患部だけでなく全身くまなくマッサージをしますが、オイルは身体の錆を落とす効果にも優れています。
四十肩・五十肩のお悩みに、アーユルヴェーダ・オイルマッサージ・はり治療で心身共に心地良い状態に戻していきませんか?
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